- 球300B は、岡谷電気のHF-300B(オーディトロン、現在入手不能)を使用しています。
- モノーラルですから、ステレオとして使用するには、2台必要です。
- 初段は、カスケード接続(2段)構成としています。
- 球300B の 駆動段に、カソードフォロワーを採用しています。
- カソードフォロワーとするための負電源には、高耐圧(-500V)・大出力(85W)の FQP3P50 (RSで入手)を使用しています。
- 電源オン時の突入電圧を防止するため、2ノッチスイッチ(オムロン:A165S-T3M-2)を使用し、
第一ノッチでは、豆球を点灯させて、トランス電源電圧を低くしています。
- 電源回路は、すべて半導体による定電圧回路とし、例によって(他の自作機と同様)、チョークトランスは使用していません。
このため、高電圧(600V)のコンデンサーを使用しています。
- 各部の電圧を、シャシー上面から測定できるように、チップ・ジャックを多用しています。この関係上、シャシーは一回り大きな物となっています。
- 原回路は、ラジオ技術:1977 July, p154 太田一穂氏他 に依っています。
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