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VT-62/801A シングル ステレオ パワーアンプ の 特徴
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- 球VT-62/801A は ケースに U.S. ARMY HYTRON と記載がある球です。
- 球VT-62/801A は トリタンの輝く光と、中高音に魅力のある球ですが、その定評通りの球です。
- 初段は、カスケード接続(2段)構成、SRPP接続構成、通常の1段接続構成 のいずれかを選択できるようにしてあります。
- 初段の選択は、 真空管を各接続構成に応じたソケットに差し込み、スイッチを切替るだけです。
- 現在の初段は、カスケード接続(2段)構成に設定してあります。
- 球VT-62/801A の 駆動段に、カソードフォロワーを採用しています。
- カソードフォロワーとするための負電源には、高耐圧(-500V)・大出力(85W)の FQP3P50 (RSで入手)を使用しています。
- 電源オン時の突入電圧を防止するため、2ノッチスイッチ(オムロン:A165S-T3M-2)を使用し、
第一ノッチでは、豆球を点灯させて、トランス電源電圧を低くしています。
- 球VT-62/801A の プレート電圧は 600V と高いので、作業は慎重に進める必要があります。感電したときのショックは
今でも鮮明に思い出すほどのものでした。
- 電源回路は、すべて半導体による定電圧回路とし、例によって(他の自作機と同様)、チョークトランスは使用していません。
- 電源回路のコンデンサーは、高電圧の物が存在しないので、2段直列につないで使用しています。
- 各部の電圧を、シャシー上面から測定できるように、チップ・ジャックを多用しています。この関係上、シャシーは一回り大きな物となっています。
- 原回路は、ラジオ技術:1999 July, p11 竹森幹郎氏等 に依っています。
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